お墓の基礎知識

当園によくお問い合わせを頂くご質問を纏めてみました。
墓所購入の際、ご参考になさって下さい

よく「墓所/墓地を買う」と云う話しを聞きますが、正確には「墓所/墓地をお墓として使用する権利を買う=求める」ことを云います。 例えるなら「家を借りる」ことに似ています。家を借りる場合、家の持ち主はあくまでも「家主さん」で、 月々の家賃を支払うことでその借家に住む権利を得ることとなります。 お墓の場合も同様で、お墓の土地自体は宗教法人(富士見台霊園の場合は大善寺)の持ち物であり、 「墓所使用料」を支払うことで、そこのお墓を使用する=借りる権利を得ることになります。 (※墓所使用料は墓所を使用する権利購入時、初回一回限りの支払いとなります  また、借りているものなので相続税の対象となりません) 従って、お墓として使用する必要が無くなれば現状回復(借りたときの状態=更地)をして返還をしなければなりません。 その為、通常は石材の撤去費用等が新たに発生致します。 また、遺骨の移動を伴う場合は法令等に従った事務手続き(改葬許可申請)が必要となります。

生前にお墓を求められるのですか?(=富士見台霊園に墓所を求められますか?)
生きているうちにお墓を求めると「何か縁起が悪い」と思われるかもしれません。ただ実際には、ご家族などにご不幸が起きると残された家族は種々雑多なことをしなくてはなりません。例えば、お葬式の手配や親族への連絡、仏壇の購入やお墓のご準備、遺品の整理や相続の手続き、等々 残されたご家族の負担は計り知れません。そのような中で「もしも」の時の備えとして、ご自身またはご親族の為に生前にお墓を準備しておくことは後に残るご家族への負担を軽減することが出来ます。ご家族の皆様でご検討を頂き充分納得が出来たうえでお求め頂くことが一番重要なことかと思います。当園は遺骨の有無に関わらずお求め頂くことが可能です。

当園は、埋葬する遺骨の有無に関わらずどなたでも墓所を求めることが可能です。
墓所の使用に関しては「富士見台霊園・使用管理規則」に従いますが
新規に墓所を購入するに際しその主なものは以下の通りです。

1. 墓所に埋葬すべき遺骨の有無に関わらず毎年4月に年間管理料を納めること
2. 墓所に埋葬すべき遺骨の有無に関わらず墓所使用権購入後、
  半年以内に建墓工事(外柵および石碑等)契約を完了すること
3. 建墓工事契約は富士見台霊園管理事務所を通じて行なうこと

以上となります。

墓所申込みに際し費用は必要ですか?
費用は一切頂いておりません。墓所をお申込みいただく際、当園ではすべて「仮予約」での申込みとなり「お名前」「ご住所」「電話番号」をお伺いするのみです。
当園を気に入って頂き、墓所の購入を具体的にご検討頂く場合の主な流れは以下の通りとなります。
1. 気に入った墓所を「仮予約」する。 ※仮予約期間は概ね2週間となります。
2. 基本的に必要となる費用の総体予算(墓所工事代や諸費用など)を見積書により明示する。
3. 自宅に帰りご家族やご親族等と充分に検討して頂く。
4. 当園に墓所を求める場合→墓所使用料及び年間管理料の振り込みと必要書類のご提出。
  キャンセルされる場合→その旨のご連絡を頂くか仮予約期間が過ぎるのを待つ。
 (自動的にキャンセル扱いとなります)
(※当園は「株式会社」では有りませんので仮予約期間中に当方からの営業活動は一切行いません ゆっくりご検討下さいませ)

葬儀のときにお世話になった僧侶の同行は可能ですか?霊園指定の僧侶でないとダメですか?
当園は、ご葬儀でお世話になった僧侶の同行は可能です。また、回忌法要などの供養を営む際、霊園管理事務所にて僧侶を手配することも可能です。 お布施等、ご用意頂く費用も明示いたしますので「お気持ちで結構です」や「お車代」「お膳料」などの費用も頂いておりません。

回忌法要を行いたいのですがどこで行うのですか?
当園は、一般的な仏式での四十九日法要(七七忌)や回忌供養等は、霊園管理事務所左隣に有る「斎場(さいじょう)」をご利用頂いております。 これは墓前での供養式の場合、事前に供養式当日の天候がわからないことや供養する時期が真夏の炎天下であったり、 真冬の寒さの中での約30分間の供養式は健常な方、ましてやご高齢な方には大変に厳しいことと思われます。 当園では参列される方々に「亡くなられた方への供養に専念」をして頂きたいと考え、斎場での供養式を基本と考えております。 当園の斎場は最大で約50名様まで椅子席をご利用頂けますので参列の方が多くても問題はございません。 また、僧侶同行の場合も利用可能です。

田舎にある先祖代々のお墓(石碑)を富士見台霊園に持ち込むことは出来ますか?
通常、民間の霊園では霊園の使用管理規則等により田舎にある先祖代々の墓石は持ち込み出来ないことが大半ですが、 その家先祖代々に渡り使用されてきた石碑には多くの想いが詰まっていることと考え、当園では可能な限り受け入れをさせて頂いております。 また、当然のことながら先祖の遺骨の移動も伴いますので法律に定められた事務手続き(改葬許可申請)につきましても出来得る限りのご協力をさせて頂きます。 但し、田舎のお墓と当園にお求め頂く墓所との広さの兼ね合いにより「石碑の大きさ」等の問題が発生しますので、 墓石の持ち込みをご希望される場合は、必ず墓所ご検討の際に一言その旨をお知らせ下さい。 (一般的に田舎のお墓の方が広いので当園でお求め頂く墓所にその石碑が入るか否かの確認をさせて頂きます)

お墓を依頼してから工事が完了するまで、どれくらいの時間が必要ですか?
一般的な墓石であればお打ち合わせを頂いてから概ね1ヶ月半程度での完成が可能です。
但し、時期や内容・デザイン等によりお時間を頂く場合もございますので御了承願います。

後継者がなく、他の霊園に相談した所、断られてしまいました。
その場合でも、お墓を持つことは出来ますか?
元来、墓所はその性格上「永代使用」での購入が前提でした。 昨今は、少子化や未婚化当の理由によりお墓の永代に渡る継続使用が困難となるケースが増えております。 当園ではそうした状況において、墓所の承継でお悩みの方々にも安心してご利用して頂けるよう「永代管理墓(えいだいかんりぼ)」や「永代有縁墓(えいだいうえんぼ)」をご準備しております。 私共の経営主体(大善寺)が責任を持ってその墓所やご遺骨を管理して参りますので、どなたも安心してご利用になれます。詳しくは、永代管理墓または永代有縁墓等の『未来墓シリーズ』のページをご覧下さい。

自分には子供が居ないので兄弟で墓所を購入したいのですが可能ですか?
当園では「一墓所一名義人」を決まりとしておりますので複数人による共同名義での墓所購入は出来ません。

一人娘が嫁ぎ、姓が変わっています。
「嫁いだ女の子は後継ぎになれないから墓所を買えない」と言われました。本当でしょうか?
そのようなことはありません。寺院墓地の場合は檀家制に基づき墓所を有することとなる為、 承継出来ない場合もありますが、当園の場合、前使用者から見て原則三親等以内の方であればその方の「姓」に関わらず墓所の使用権を承継することが可能です。

主人が守ってきたお墓を妻である私が継ぐことになったのですが何か手続きは必要ですか?
墓所を承継する場合は、「富士見台霊園使用管理規則」に従い必要書類を揃えて霊園管理事務所にて申請する必要が有ります。
当園の場合、管理事務所備え付け書式の「祭祀承継届」「祭祀主催者の承継に関わる関係各位の同意書届」「富士見台霊園使用許可証(原本)」、 有効期限内の公的証明書(承継する方の「戸籍謄本」「住民票」「印鑑証明書」のすべて)、および承継する方の身分証明書の提示、事務手数料(¥5,000-)が必要です。 霊園の使用管理規則に則り、承継手続きをされないと墓所を使用出来なくなる場合(無縁墓として処理)もございますので、充分に御注意下さい。 尚、富士見台霊園使用許可証を紛失した場合は併せて「再発行手続き」(別途、事務手数料¥5,000-)が必要となります。
詳しくは霊園管理事務所へお問い合わせ下さい。(TEL:042-642-8038)

お墓の中に一緒に入れたい物(遺品など)があるのですが入れられますか?
霊園管理事務所の許可を受ければ埋葬することは可能です。事前にご相談下さい。

民間霊園を購入し、「墓所使用料」を支払いましたが、 墓地を返還して、「墓所使用料を返してもらいたい」と申入れたのですが返してもらえません。どうすれば良いでしょうか?
“お墓を買う”と言っていますが、本来は先にも述べましたが 「墓所を永代に渡り使用する権利」を買う(購入する)ことを意味し、一度購入された「使用権」はその使用期間に関わらず 「売買」「転貸」「分割」「買取り」が出来ないのが一般的です。詳しくはご利用されている墓所の管理者とご相談下さい。

お墓参りに行きたいのですが近くにお花屋さんがありますか?
当園は、霊園管理事務所にて墓参用の供花(一対:¥1,200-)およびお線香(一本:¥50-)は通年取り置きがございますのでご安心下さいませ。 尚、御宗旨により「榊(さかき)」や「樒(しきみ)」が必要な場合は取り置きがございませんので墓参前日までにご連絡をお願い致します。

お墓参りに行きたいのですが駅から送迎バスは出ていますか?
恐れ入りますが当園では無料送迎バスの運行は、春秋の彼岸期間中の日曜・祝日となります。 民間の西東京バス(運賃¥180-前後)をご利用頂くかタクシー(通常1,000円程度)をご利用下さいませ。
無料送迎バスを運行してる他の霊園もございますが、皆さまから頂戴している年間管理料を廉価にするためご迷惑をお掛けしております。